たけのこの里ときのこの山はどっちが先?4年の差と誕生秘話を徹底解説

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たけのこの里ときのこの山はどっちが先?4年の差と誕生秘話を徹底解説
たけのこの里ときのこの山はどっちが先?4年の差と誕生秘話を徹底解説
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🎵 たけのこの里ときのこの山はどっちが先?4年の差と誕生秘話を徹底解説

日本の菓子市場において半世紀近くにわたり繰り広げられている「きのこたけのこ論争」。店頭やSNSで幾度となく熱い議論が交わされるなかで、「そもそもどちらが先に発売されたのか」という基本事実を正確に把握している消費者は意外と多くありません。

店頭で見かけるパッケージの親しみやすさとは裏腹に、その誕生の背景には当時の常識を打ち破る開発陣の執念と、緻密に計算された商品戦略が存在します。株式会社明治の公式記録や当時の証言データをもとに、発売順の真相から4年という時間差が生じた必然の理由、さらには売上動向や歴代の総選挙結果まで、客観的な事実に基づいて多角的に検証します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:発売順は「きのこの山(1975年)」が先であり、「たけのこの里(1979年)」は4年後に登場した姉妹商品。
  • 要点2:きのこの山はアポロチョコレートの製造設備活用から誕生し、社内の猛反対を乗り越えて5年の歳月をかけて製品化された。
  • 要点3:売上高や歴代総選挙では「たけのこの里」が優勢を見せる場面が多いものの、独自の食感とブランド戦略により双方のファン層が強固に確立されている。

【発売時期の真相】どっちが先?4年差のタイムラインと明治公式年表

結論から整理すると、先に世に送り出されたのは「きのこの山」です。明治の公式社史および製品アーカイブの年表によると、きのこの山 1975年発売(昭和50年)に対し、たけのこの里 1979年発売(昭和54年)と、両者の間には正確に4年の歳月が存在します。

半世紀近く親しまれているロングセラーブランドであるため、「物心ついた頃には両方並んでいた」という記憶を持つ層も少なくありません。しかし、菓子開発の歴史を紐解くと、この4年間は単なるタイムラグではなく、日本のチョコスナック市場に地殻変動をもたらす決定的な助走期間でした。

1970年代前半までの日本のチョコレート市場は、板チョコレートや一口サイズの固形チョコが主流でした。チョコレートに焼き菓子を組み合わせた「チョコスナック」という概念自体が未成熟だった時代に、先行して市場を切り拓いたのが「きのこの山」でした。その成功を基盤として、食感の多様化を図るために投入された後続の戦略兵器こそが「たけのこの里」だったのです。

当時のメディア報道・掲載写真
【検証資料 1】当時のメディア報道・掲載写真(出典:quizknock.com)

アポロチョコの余波から生まれた?きのこの山開発秘話の裏側

「きのこの山」が誕生する直接の契機となったのは、1969年に明治が発売した大ヒット商品「アポロチョコレート」でした。人類初の月面着陸を果たしたアポロ11号の司令船をモチーフにした円錐形チョコは子どもたちを魅了しましたが、発売翌年以降、工場の製造ラインを効率的に稼働させ続けるための次なる活用策が求められていました。

当時の開発担当者は、アポロの生産設備を活用し、チョコの先端にクラッカーを刺すという奇抜な試作品を考案しました。しかし、このアイデアを社内役員会に提出した際、待っていたのは激しい逆風でした。「キノコを模したお菓子など前代未聞」「お菓子にキノコの毒々しさを連想させるのはタブーだ」「手を汚さずに食べる工夫とはいえ、不気味に見える」といった否定的な意見が噴出したと、明治 チョコスナック 開発秘話を記録した社内報や当時の担当者の証言録に克明に残されています。

開発チームはそこから約5年間、パッケージの選定やクラッカーの焼き加減、チョコレートのブレンド比率に至るまで徹底的な試行錯誤を重ねました。あえて郷愁を誘う「山」「里」という和風のネーミングと緑を基調としたパッケージを採用し、1975年9月、ついに「きのこの山」が全国発売へと漕ぎ着けました。発売と同時に爆発的なヒットを記録し、社内の懸念を完全に払拭することに成功しました。

なぜ4年後に「たけのこの里」が登場したのか?差別化戦略と誕生の理由

「きのこの山」の大成功を受けて、当然のように次なるシリーズ展開が模索されました。しかし、明治の開発チームは単に形状を変えただけの安易な派生品を作ることを頑なに拒みました。4年の開発期間を費やした背景には、明確なたけのこの里 誕生の理由が存在します。

きのこの山が「カリッとした香ばしいクラッカー」と「カカオの効いた2層チョコ」のセパレート感を特徴としていたのに対し、開発陣が次に目指したのは「口の中でチョコと生地が同時に溶け合う一体感」でした。そこで白羽の矢が立ったのが、当時としては製造技術の難易度が高かったバター風味豊かなサクサクのクッキー(プレーンクッキー生地)でした。

クッキー生地はクラッカーに比べて脆く、製造ラインで崩れやすいという弱点がありました。竹の子の形状を模した立体的なフォルムを保ちつつ、均一にチョコレートをコーティングする技術の確立には膨大な実験と設備投資が必要でした。1979年、満を持して発売された「たけのこの里」は、きのこの山とは対照的な「洋風のまろやかさ」と「口溶けの心地よさ」を実現し、瞬く間に兄貴分であるきのこの山に迫る人気を獲得しました。

活動歴および当時の関連ビジュアル記録
【検証資料 2】活動歴および当時の関連ビジュアル記録(出典:meiji.co.jp)

【徹底比較】きのこの山 vs たけのこの里|構造・売上・歴代総選挙データ

二つの商品は、見た目の違い以上に設計思想や原材料構成、そして市場での立ち位置が大きく異なります。公式発表資料および市場調査データをもとに、多角的な比較表を作成しました。

比較項目きのこの山たけのこの里編集部の分析・評価
発売年月日1975年(昭和50年)1979年(昭和54年)きのこの山が4年先行。チョコスナック市場のパイオニア。
生地の特性カリッとした香ばしいクラッカーサクサクしたバター香るクッキークラッカーの独立食感 vs クッキーとチョコの融和性。
チョコの比率・構造チョコ比率が高く、2層チョコ構造生地とのバランス重視、全面コーティング純粋なチョコの重量感はきのこの山がやや優勢。
市場売上シェア傾向約40%〜45%(根強いコア層)約55%〜60%(幅広い大衆層)POSデータ分析では、たけのこの里が僅差で優勢を維持。
総選挙戦績(明治公式)2019年選挙で悲願の初勝利2001年、2018年など多数勝利たけのこ優勢の歴史を2019年にきのこが覆し話題化。

【実態検証】どっちが人気?歴代国民総選挙の結果とSNS・現場のリアルな声

「結局、世間一般ではどちらが人気なのか」という問いに対して、客観的なデータを提供するのが、明治が定期的に開催してきた公式イベント「国民総選挙」および各種購買ビッグデータです。

2001年に実施された第1回総選挙では「たけのこ党」が圧勝。その後、2018年に行われた「きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2018」においても、総投票数約1,593万票のうち「たけのこ党」が693万1,220票を獲得し、「きのこ党(676万1,773票)」を約17万票差で退けました。

しかし、ドラマは2019年の「国民総選挙2019」で起きました。「新きのこ党」が徹底的なリニューアルと熱狂的なファンコミュニティの結束を背に602万1,986票を獲得し、「新たけのこ党(456万5,799票)」に約145万票の大差をつけて初勝利を飾ったのです。長年「たけのこ優勢」と見られていた市場の空気が一変し、SNS上では「きのこの下克上」として大きなトレンドとなりました。

実店舗の購買現場におけるPOSデータを観察すると、若年層やファミリー層ではクッキーの甘みと食べやすさが支持される「たけのこの里」が安定した数値を記録する一方、持ちやすさ(手が汚れない実用性)やカカオの風味を好む成人男性・ビジネス層では「きのこの山」の支持率が際立っています。

公の場での発言・インタビュー報道記録
【検証資料 3】公の場での発言・インタビュー報道記録(出典:image.st-hatena.com)

一般に知られていない盲点とネットの誤解|「戦争」を仕掛けた明治のマーケティング心理

ネットコミュニティで過熱する「きのこたけのこ戦争」ですが、この対立構造そのものが高度な消費者心理学に基づいたマーケティングの傑作であるという点は、意外に見落とされがちな盲点です。

通常、同一カテゴリー内で自社商品同士がシェアを奪い合う「カニバリゼーション(共食い)」は企業が最も避けるべきリスクとされます。しかし明治は、あえて「きのこ派 vs たけのこ派」という対立軸を公式に煽ることで、消費者に「どちらを買うか」ではなく「きのこか、たけのこか、どちらの陣営に属するか」という帰属意識を植え付けました。

社会心理学でいう「社会的アイデンティティ理論(自己の所属集団への愛着と他集団との差異化)」が自然発生的に機能した結果、他社の競合スナック菓子を意識の枠外へと追いやる効果を生み出しました。「論争に参加すること自体がエンターテインメントになる」という仕組みを40年以上にわたり持続させている点に、このブランド戦略の凄みがあります。

【プロの結論】食感心理学から読み解く「あなたに向いている」選び方

マーケティングの枠組みを離れ、純粋な味覚と喫食体験の観点から両者の適性を分類すると、明確な選択基準が浮かび上がります。

▼「きのこの山」が向いている人の特徴

  • チョコレートそのもののカカオ感を味わいたい人:チョコの比率が高く、口に含んだ瞬間にダイレクトなカカオの風味が広がります。
  • 作業中・デスクワーク中に食べる人:クラッカーの軸部分を持つことで、指先にチョコが付着せず衛生的です。
  • 「分離食べ」を楽しみたい人:チョコ部分とクラッカー部分を別々に噛み砕く独特の食べ心地を好む層に最適です。

▼「たけのこの里」が向いている人の特徴

  • 濃厚な焼き菓子感を好む人:バター香るクッキー生地のサクサク感とチョコの口溶けが最初から調和しています。
  • 一体感のあるスイーツ体験を求める人:生地とチョコが同時に崩れ、まろやかな甘みが口いっぱいに広がる贅沢感を重視する層に適しています。
  • 小腹満たしとしての満足度を重視する人:クッキー生地の密度が高く、1粒あたりの食べ応えがしっかり感じられます。

【たけのこの里 きのこの山 どっちが先】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:たけのこの里ときのこの山はどっちが先に発売されましたか?
A1:きのこの山が先です。きのこの山が1975年(昭和50年)に発売され、その4年後の1979年(昭和54年)にたけのこの里が発売されました。

Q2:きのこの山とたけのこの里の売上はどっちが多いですか?
A2:一般的なPOSデータや市場調査においては、たけのこの里がわずかに売上優勢(約6対4から5.5対4.5の比率)を保つ傾向があります。ただし、2019年の国民総選挙できのこ党が勝利するなど、ファンの結束力やリニューアル施策によってその差は極めて僅差となっています。

Q3:きのこの山が生まれたきっかけは何ですか?
A3:1969年発売の大ヒット商品「アポロチョコレート」の生産ラインの有効活用を模索する中で、チョコスナックという新しいコンセプトとして考案されました。約5年の開発期間を経て商品化されました。

Q4:海外でも両商品は発売されていますか?
A4:アメリカやアジア圏など複数の海外市場で展開されています。海外では「CHOCOROOMS(きのこの山)」や「CHOCOCONES(たけのこの里)」などの現地向けブランド名で親しまれており、日本独自のデザインと繊細な味わいが高い評価を受けています。

まとめ:40年超の歴史が紡ぐ国民的チョコスナックの未来

「たけのこの里ときのこの山はどっちが先か」という問いの背後には、1975年の「きのこの山」による未開拓市場への挑戦と、1979年の「たけのこの里」による食感のイノベーションという、日本の菓子開発における重要な歴史が刻まれています。

単なる新旧の比較にとどまらず、それぞれの製品が独自の構造と異なる喫食価値を持っているからこそ、半世紀近くにわたり国民的議論が続いています。店頭で手に取る際は、4年の歴史差と開発陣の情熱に思いを馳せながら、それぞれの計算し尽くされた味わいを確かめてみてください。 (出典: たけのこの里 きのこの山 どっちが先(Yahoo!ニュース)

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